こちろ戦記(矢、馬、弦、声、書、工事機械貸し)

30代リーマン、自分目線で感じた生の声を文字に起こします。趣味はダーツ、ギター、歌、馬、お仕事は建設現場の機械貸し、

しねしね

しね

好きだった人、あるいは人として尊敬していた人の名前を書く
その名前のあとに、しね、と何回も書く
それはすごいかなしいことやなと思うようになった

そこには裏切られたような気持ち、失望、理不尽、軽率さ、報われなさ、惨めさ、不公平さ、泣きたい気持ち、消えたい気持ち、いろんなかなしいことがつまって

しね、て一回書けばいいんじゃなくて
真っ黒で塗り潰すみたいに、何回も何回も書かないといけなかったんやろなて

しね
しね
しね
しねしね
しねしねしねしね


そうやって書くことで、自分の気持ちを麻痺させて、あるいは書いている間だけは一瞬思考を停止させて潰されないでいられる

しね
と連続で書かれてるのは、そいつがサイコパスなんやなくて必死に潰されんようになんとか生きてる、あがいてるんちゃうかなて

思うようになった
すげーかなしいね